. 油条(ゆじょう、ヨウティヤオ)のレシピ -TIRAKITA レシピ

油条(ゆじょう、ヨウティヤオ)

さん提供
スープを染み込ませて楽しむ、スープを味わうための揚げパン
シンガポール料理
油条(ゆじょう、ヨウティヤオ)の写真

油条(ゆじょう、ヨウティヤオ)のレシピの説明

中国、台湾、シンガポール、ベトナムなど、日本以外のアジア各地で親しまれている揚げパンです。日本式の読み方はゆじょう、でしょうか。
シンガポールのバクテーの作り方を調べていたときに、この揚げパンの作り方も見つけて、作ってみたくなりました。スポンジのような大きな穴が開いているパンなので、バクテーのようなスープをしみこませて食べるのにはぴったりです。朝食として他の何かと一緒に食べることも多いようで、私はマカオ旅行中にお粥のトッピングとして小さくカットされたものを食べたことがあります。揚げたては外側カリッ、中ふんわりで、そのまま食べるのもおすすめです。
材料(2人分)
所要時間: (準備: 調理:)
小さじ1/4

小さじ1/2

小さじ1/6

大さじ1

70ml

適量



1
油条(ゆじょう、ヨウティヤオ)の手順画像0枚目
ボウルに強力粉、塩、砂糖、ベーキングパウダー、重曹を入れて箸でぐるぐる混ぜ、サラダ油と水を加えてさらに混ぜる。まとまってきたらへらに変えて、軽くまとめて15分おく。
2
油条(ゆじょう、ヨウティヤオ)の手順画像1枚目
生地をビニール袋に入れて口を閉め、外側から揉むようにして15分ほど捏ねる。全体がなめらかになったら、そのまま冷蔵庫で一晩置く。揚げる作業にかかる前に冷蔵庫から出し、室温に戻しておく。
3
油条(ゆじょう、ヨウティヤオ)の手順画像2枚目
軽く打ち粉をふった台の上に生地をおいて、ときどき返しながら、厚さ5mm程度、幅36cmぐらい(3cm×12本にしたいので)に細長く形作る。その後、包丁で幅3cmぐらいに切り揃えて、それぞれ中央を竹串で押して筋をつける。
4
油条(ゆじょう、ヨウティヤオ)の手順画像3枚目
生地を2つ重ねて上から竹串で押さえてしっかりくっつけるようにする。
5
油条(ゆじょう、ヨウティヤオ)の手順画像4枚目
揚げ油を200℃近くの高温になるまで熱し、火加減は中火に落とす。4の両端を両手でつまんで持ち、揚げ油の鍋の上で鍋の直径ぐらいに伸ばし、生地の中央を油にの表面つけた後、すぐ両手を放すようにして静かに油に入れる。
油の鍋の上で伸ばして、両手を放す直前の生地は、このようなかんじです。
6
油条(ゆじょう、ヨウティヤオ)の手順画像5枚目
すぐに菜箸で生地をまんべんなく転がしながら、全面が均一に色づくまで揚げ、油をよく切る。
7
油条(ゆじょう、ヨウティヤオ)の手順画像6枚目
この分量で、長さ15cmぐらいの揚げパンが6本できます。割ってみて、大きな空洞がいくつもできているように膨らめば成功。高温で揚げたほうがよく膨らみます。
8
油条(ゆじょう、ヨウティヤオ)の手順画像7枚目
バクテーなどのスープやお粥などに添えてどうぞ。小さくちぎって混ぜながら食べます。
大きいままかじるのもOKです。揚げたては外側カリッ、中はふわっ、でそのまま食べてもおいしいです。
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油条(ゆじょう、ヨウティヤオ)のレシピのコツ
2の工程は、手を入れたらくっついて捏ねられないだろう、という柔らかさになるため、ビニール袋に入れることを思いつきました。油が多い生地なので、15分ほど捏ねたあと袋に空気を入れて膨らませると、自然に袋の側面から離れてまとまります。

成形のときもぐにゃぐにゃで扱いづらく、持ち上げるとすぐだらりと伸びてしまいます。でもこの柔らかさでないと、よく膨らみません。手早く作業できるとよいと思います。

打ち粉は少なく抑えたほうが、4の工程で2つの生地がしっかりくっつきます。が、下の台にもくっつきやすいです。油に入れる直前の生地の移動は、包丁の背を生地の下に滑らせるなどして持ち上げるとよいです。

生地を油に入れてから、すぐに菜箸で転がすことで、全体がまんべんなく膨らんできます。この作業が忙しいので1本ずつ揚げることをお勧めします。(揚げに集中して工程写真はうまく撮れませんでした。ごめんなさい。)

油の温度が低いと、しっかり膨らむ前に表面が固くなり、小さく仕上がってしまいます。中のふんわり感も若干劣ります。このため1本揚げ上がったあと次の生地を入れるまでは5~10秒ほど待って、油の温度を高く保った方がよいです。

揚げる直前の生地の扱い方や、生地をどう油に落とすと真っすぐに仕上げるか、どんな速さで生地をひっくり返すとよく膨らむか、などはYoutubeの動画がたくさんありますので、ぜひ参考にしてみてください。私も参考にさせてもらって、数回の失敗も経てこのレシピをご紹介しています。

時間が経ってからあつあつで食べたいときときは、電子レンジで1本あたり5秒ほど温めると、モチモチ感は復活します。外側をカリッとさせたいときには、弱火のフライパンまたはオーブントースターでトーストするとよいです。