. ミャンカムのレシピ -TIRAKITA レシピ

ミャンカム

さん提供
葉っぱで干しエビやココナッツを包んで食べるタイの不思議なスナック
タイ料理
ミャンカムの写真

ミャンカムのレシピの説明

バイシャプーという珍しい葉っぱ(野菜?ハーブ?)をいただきました。英語ではビートルリーフ、インドではキンマ、パーン、ベトナムではラ・ロック、などと呼ばれており、アーユルヴェーダに使われる薬効もあり、スリランカでは豊かさや繁栄の象徴とされて慶事には欠かせない、などなど各国で親しまれている葉っぱのようです。ビンロウや石灰と一緒に噛みタバコとして親しまれているのもこの葉だそうです。
どんな料理に使われるかと調べて真っ先に出てきた「ミャンカム」をまずご紹介します。おいしいのかな?という感じでしたが、作ってみたらおもしろい!おいしい!ココナッツがお好きな方はきっと気に入ると思います。
ミャンカムの葉は、特に変わった味も風味、クセや渋みもないです。なんとなく固そうに見えますがそんなこともありません。おいしくいただきました。

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ミャンカムの手順画像0枚目
ソースを作る。干しエビはすり鉢で叩いて細かくし、取り出しておく。
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ミャンカムの手順画像1枚目
ピーナッツは細かく刻み、弱火のフライパンで乾煎りする。ココナッツファインも色づくまで乾煎りする。しょうが、ガランガルはすりおろす。
3
ミャンカムの手順画像2枚目
フライパンに1とパームシュガー、ナンプラー、えびペースト、水大さじ2を加えて弱火にかけ、3分ほどかき混ぜながら、とろりとしたら火を止める。
4
ミャンカムの手順画像3枚目
2を加えて混ぜる。
5
ミャンカムの手順画像4枚目
包む具材を用意する。弱火のフライパンで、ピーナッツの表面につやが出てくるぐらい炒って、取り出しておく。
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ミャンカムの手順画像5枚目
同じ弱火のフライパンにココナッツを入れ、かき混ぜながらきつね色になるまで炒る。
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ミャンカムの手順画像6枚目
しょうがは5mm角のダイスに、唐辛子も5mm幅の小口切りにする。ペコロスは8つ割り、ライムは皮付きのまま5mm幅の輪切りにしてから6~8つに切る。
用意した具材をお皿に並べる。
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ミャンカムの手順画像7枚目
バイシャブーは茎から外してよく洗い、水気をふき取っておく。
用意する葉の枚数は、しっかり味わうなら1人あたり3枚は必要だと思います。
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ミャンカムの手順画像8枚目
食べ方:葉の付け根を少し折り込んで円錐型になるようにし、そのくぼみにココナッツを小さじ2ほど入れ、お皿の具材をそれぞれ数切れずつ入れて、ソースを小さじ1/2ほど載せます。葉のふちを内側に折り込むなどして一口大にまとめ、そのまま口に入れます。よーく噛んで、具材のそれぞれ香り、味、そして混じり合って一体となる風味などを楽しみます。
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ミャンカムのレシピのコツ
現地のミャンカムには、細かいココナッツではなくスライスや千切りにしたものが使われます。今回はココナッツロングが手に入らなかったのでファインを使いました。

葉自体は特に変わった匂い等もないですが、具材の味と食感が不思議です。例えば、タイ料理を楽しむディナーに前菜として出して「今のはなんだったんだろう?」という印象を狙う(?)なら、一人1つずつでよいですが、しっかり味わうためには、一人3つは最低必要だと思います。ココナッツは多めに用意することをお勧めします。

個性的な素材が小さな塊で並んでいる状態に、最初は誰もが恐る恐る少しずつ載せて食べると思いますが、ひとつ食べたあとは具材のバランスを変えて楽しめると思います。

ミャンカムに必要な食材

今回はこれを使いました

ピーナッツ


しょうが


パームシュガー


ナンプラー