カノム・モーケン・パイのレシピ -TIRAKITA レシピ

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カノム・モーケン・パイ

Nollyさん提供

タイの焼きココナッツミルクプリンをパイに仕立てました

タイ料理

立派なかぼちゃをいただいたので、かぼちゃ料理をいろいろ考えていて、タイのスイーツからアイデアをもらいました。
「カノムモーケン」は緑豆や芋などを使ったココナッツ風味の焼きプリンですが、今回はかぼちゃを主役にしています。
かぼちゃとココナッツ、合わないわけがない！生クリームを使うよりも深いコクが出ておいしいパンプキン・パイになります。サンクスギビングやクリスマスのディナーを締めくくるデザートとしていかがでしょうか。

材料(8人分)

所要時間: 120 分(準備:60分調理:60分)

タルト生地（直径22cmのタルト型1個分）

60g

30g

1個分

120g

フィリング

正味400g

100ml

50g

15g

2個

小さじ1

大さじ1

仕上げ（お好みで）

ココナッツロング、スライスアーモンド

適量

シナモンパウダー【ボトル入り】50g(在庫なし)

ココナッツミルク [400ml]　【CHAOKOH】(在庫なし)

パームシュガー　カップ[500g](在庫なし)

タルト生地を作る。
バターを室温において柔らかくし、砂糖を入れて白っぽくなるまでよく混ぜたのち、卵黄を加えてよく混ぜる。

薄力粉を加えて粉っぽさがなくなるまで混ぜる。

ラップに包んで平らにし、冷蔵庫で30分ほど休ませる。

両面をラップで覆ってめん棒でタルト型の大きさに伸ばし、型に敷き込む。底面全体をフォークで刺して穴をあけて、冷蔵庫で冷やしておく。

かぼちゃはワタと種、皮をざっと取り除いて適当な大きさに切り、皿に並べてラップをして電子レンジで約5分加熱する。

鍋に移して軽く崩し、ココナッツミルク、パームシュガー、バターを加えて弱火にかけ、マッシャーでつぶしながら10分ほど加熱して水分を飛ばす。焦がさないように注意してください。

へらで混ぜたとき、底が見えるぐらい水分が飛んだら火を止める。シナモンパウダーを、茶こしで濾しながら加えてよく混ぜる。

卵黄とラム酒を加えて混ぜる。

4のタルト型に8のフィリングを流して表面を平らにし、170度に予熱したオーブンで約30分焼く。
焼きあがったら、型に入れたまま（崩れやすいので）ケーキクーラーの上で冷ます。

トッピングはお好みで。ココナッツロングとスライスアーモンドを弱火のフライパンで乾煎りして、散らしました。

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かぼちゃの種類にもよりますが、凸凹のある表面の皮をすべてきっちり取り除くのはかなりたいへんです。舌触り的には支障ありませんので、あえて残すのもよいと思います。
もっと凝るなら裏ごししますが、混ぜているうちに滑らかになりますので、仕上がりの結果はあまり変わらないです。

砂糖の分量は、かぼちゃ自体の甘みによって調整してください。今回私が使用したかぼちゃは甘みが強かったこと、そしてココナッツミルクの甘みもあることで、パームシュガーの分量が少ないです。

工程3は、薄く伸ばしてから冷やしたほうが、工程4で伸ばすときに力がいりません。

工程4の生地の敷き込みは、側面と立ち上がりの部分ができあがった時に崩れやすいので、敷き込んだあとの切れ端の生地をまとめて細く伸ばして二重に貼り付けています。

折り込みパイ生地を使うタイプも試作しましたが、水分が多いフィリングなので、（味はおいしいのですが）サックリ感が長続きしません。このためクッキー生地を使うタルトをご紹介しました。こちらも多少しっとりしますが、違和感はなく楽しめると思います。