. ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)のレシピ -TIRAKITA レシピ

ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)

さん提供
皮の模様もポイント。柔らかい口当たりのクレープ生地で巻いたやさしく繊細な春巻きです
シンガポール料理
ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)の写真

ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)のレシピの説明

シンガポールにおいて、歴史的にも大切にされているニョニャ(プラナカン)料理。中国料理とマレー料理の融合といわれており、繊細な手仕事が得意な彼ららしく見た目に凝ったお料理が多いです。「ポピア」もそのひとつで、表面に細かな泡のような美しい模様がつくように仕上げることがポイントです(と習いました)。
クレープに似た生地は繊細でやさしい口当たりです。エビの香り、味噌で味付けされたかぶとにんじん、スイートソースの甘さ、そしてパクチーの香りもふわっとアクセント。口の中で混然一体となるところをお楽しみください。
材料(3人分)
所要時間: (準備: 調理:)
皮(クレープ生地)6枚分

小さじ1/8

1個

100ml

フィリング

100g

小さじ2

小さじ1/2

小さじ2


6尾



1
ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)の手順画像0枚目
干しエビにぬるま湯少量を注いで戻しておく。
2
ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)の手順画像1枚目
ボウルに薄力粉と強力粉を入れて混ぜ、卵を割り入れて泡立て器でよく混ぜる。塩、サラダ油を加えてよく混ぜる。
3
ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)の手順画像2枚目
2に水を少しずつ加えながら溶きのばしたのち、ざるで濾して、ダマを取り除く。
4
ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)の手順画像3枚目
エビの皮をむいて背ワタを取る。
5
ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)の手順画像4枚目
鍋にお湯を沸かし、エビを茹でる。1のエビのもどし汁とエビのゆで汁合わせておく。
6
ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)の手順画像5枚目
にんにくと1の干しエビはみじん切り、かぶとにんじんは皮をむいて5mm幅ほどの千切りにする。サラダ菜は軽く洗い水気を拭いておく。パクチーの葉は茎から外しておく。
7
ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)の手順画像6枚目
フライパンを弱火で熱し、にんにくと干しエビを入れて炒める。
8
ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)の手順画像7枚目
にんにくの香りが立ったら6のかぶとにんじんを加えて炒め、味噌とブラックスイートソースを加える。
9
ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)の手順画像8枚目
5のエビの汁を50mlほど加えて中火にし、調味料が全体に行き渡るように炒める。水分は適宜量を調整し、最終的にはほとんど汁気がなくなるまで煮詰め、粗熱が取れるまで置いておく。
10
ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)の手順画像9枚目
皮(クレープ生地)を焼く。直径18cmのフライパンを熱して表面をサラダ油を染み込ませたペーパータオルで拭き、おたま1杯弱分の生地を流し入れて、フライパンを回しながら素早く広げる。
11
ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)の手順画像10枚目
表面が乾いたようになり外側が写真のように剥がれてきたら、この縁を両手指でつまんで剥がすようにして皿に移す。
12
ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)の手順画像11枚目
同様の作業を繰り返して6枚作る。
13
ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)の手順画像12枚目
ごく少量のブラックスイートソースをスプーンの腹にとり、12の上に横一文字に塗る。その上にサラダ菜を置いて、6等分した9を広げ、エビを1尾とパクチーの葉数枚を載せる。
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ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)の手順画像13枚目
春巻きの要領で手前から奥に巻き、両端を内側に折り込んで春巻きの要領で巻く。
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ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)の手順画像14枚目
2本目以降は、先に巻き終わったものを見本として手前に置きながら巻いていくと、長さを揃えて作ることができます。
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ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)の手順画像15枚目
お皿に盛ってできあがり。
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ニョニャ・ポピア(シンガポール風春巻き)のレシピのコツ
表面に細かい泡のような模様をつけるのがこの料理の特徴ですが、フランスのクレープと同じつもりで作ると、この模様がつきません。自宅で再現した際、クッキングクラスではキレイにできたのに何が違うのだろうと試行錯誤しましたが、「生地を流す前にフライパンを熱くする」ことがポイントでした。

ちょっと香りは変わりますが、かぶを大根に変えて作ることもできます。いずれも、しっかり野菜が柔らかくなるまで炒めにしてください。

水分は、調味料が全体に行き渡り、柔らかく火が通るぐらいの分量にします。水分がほとんど残らないようにします。

クレープ生地が非常に柔らかいため、サラダ菜のような柔らかい葉野菜が向きます。レタスの固さでは生地が高い確率で破れてしまいます。

工程11の状態で長く置きすぎると、巻く過程で破れやすくなります。具材の準備が整ってから生地を焼き始め、焼きあがったらすぐ巻いた方がよいです。