. エビのカダイフ巻きのレシピ -TIRAKITA レシピ

エビのカダイフ巻き

さん提供
風味豊かなえびをパリパリの衣と一緒に味わいます。ビールに合います
トルコ料理
エビのカダイフ巻きの写真

エビのカダイフ巻きのレシピの説明

20年以上前にハワイ・ホノルルに訪れた際、タイ寄りのパシフィック・リム料理のレストランで食べて印象に残っていたえびの変わり揚げ。つい最近、その衣がなんであったか、偶然見つけました。元はトルコやギリシャをはじめとしたアラブ諸国で「カダイフ」「クナーファ」と呼ばれて親しまれている素材です。時間と手間はかかりますが、この生地は自作できます。
長年の疑問が解けて、幻の味(食感)も再現できてうれしい!手間がかかるわりに、数秒でなくなってしまうおいしさですが、作った甲斐はありました。
スイートチリソースを添えればタイ料理になりますが、今回はトルコ料理としてご紹介します。
材料(2人分)
所要時間: (準備: 調理:)
6尾

マリネ液

小さじ2

小さじ1/8

小さじ1/8

大さじ2

カダイフ

ひとつまみ

120ml


適量



1
エビのカダイフ巻きの手順画像0枚目
えびの殻を尾を残してむき、背ワタとはらわたを取って洗っておく。真っすぐに仕上げるために数か所腹側に切り込みを入れる。
マリネの材料を器に入れ、水気を拭いたえびを入れてよく混ぜたのち、卵を加えてよくからめる。そのまま置いておく。
2
エビのカダイフ巻きの手順画像1枚目
カダイフを作る。
ボウルに粉類を入れて泡だて器で混ぜ、塩とオリーブオイルを入れる。
3
エビのカダイフ巻きの手順画像2枚目
水を少しずつ加えながらよく混ぜ、なめらかな生地を作る。そのまま30分ほど置く。
4
エビのカダイフ巻きの手順画像3枚目
絞り袋に入れて口を閉じ、先をほんの少しカットしてフライパンに線状に絞り出し、弱火にかける
5
エビのカダイフ巻きの手順画像4枚目
表面が乾き、一部剥がれて浮いてきたら、竹串などでかき集めて寄せる。これを繰り返す。
慣れてくるとたくさん絞って作れるようになります。
6
エビのカダイフ巻きの手順画像5枚目
できあがったものは向きを揃えて広げ、乾かないように濡れ布巾をかけておく。ご紹介した分量で(失敗した分量を除いて)このぐらいできます。
7
エビのカダイフ巻きの手順画像6枚目
カダイフの両端の太めのところは切り落として、細く真っすぐのところだけを6等分し(多すぎる場合は適宜減らしてください)し、広げた上にえびを載せて端から巻いていく。
8
エビのカダイフ巻きの手順画像7枚目
巻き終わったらアルミ箔で包み、軽く押さえて形を整える。
冷蔵庫で10分ほど休ませる。
9
エビのカダイフ巻きの手順画像8枚目
揚げ油を低温に熱し、10を入れて、全体がこんがりするまで揚げる。
10
エビのカダイフ巻きの手順画像9枚目
器に持って出来あがり。
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エビのカダイフ巻きのレシピのコツ
カダイフを絞り出すための容器は、マヨネーズの空き容器やペットボトルに入れて蓋に穴をあけて、などいろいろ試しましたが、100円ショップで売られている使い捨て絞り袋を使ったところ、一番きれいにできました。
生地を寝かせる時間が短いと、絞ったときに線にならずに点になります。絞り口の大きさも少々試行錯誤が必要です。太すぎると揚げたあとの食感が固くなりすぎて、えびが衣に負けてしまいます。

フライパンに絞り出すときの形は、Youtube動画では渦巻きにするのが多かったですが、するとえびに巻いたときにラーメンを巻いたみたいになり、あまり見た目がよくない(と私は思いました)です。ご紹介したように一方向に揃えておくと、巻くときも巻きやすく、仕上がりもきれいです。

切り落とした端の生地と失敗した生地は、細かくさいて、野菜を合わせてコットウ・ロティhttps://recipe.tirakita.com/recipe/539/風の炒め物にして、おいしく有効活用しました。

カダイフは作り置きができません。室温においても濡れ布巾にくるんでも、翌日には固くなりすぎてしまい、エビに巻けなくなってしまいます。アルミ箔で巻くところまでは、一気に作りたいところです。