. キャロットケーキのレシピ -TIRAKITA レシピ

キャロットケーキ

さん提供
ケーキといってもスイーツではなく、大根餅の炒め物です。
シンガポール料理
キャロットケーキの写真

キャロットケーキのレシピの説明

キャロットケーキは、シンガポールで人気のお餅の炒め物です。旅行中に参加したお料理教室でも話題に上りましたが、なぜ人参ではなく大根を使うのにキャロットなのかは「不思議でしょう?」以外の説明がなく、さらに甘くないのにケーキと呼ぶことについても結局よく分からず...不思議なお料理です。
味付けは、卵とじのようなあっさりとした「ホワイト」と、それにさらにブラックスイートソースをからめた「ブラック」の2種類があり、人によってお気に入りが異なるそうです。私がホッケンミーのお店で受け取りを待っていたとき、私の前にいた男性は大盛りのブラックのキャロットケーキを嬉しそうに受け取っていました。それを見て私は、ホッケンミーを食べ終わったあとに、ブラックとホワイト2種類盛り合わせの「キャロットケーキ・コンボ」を注文してしまったのでした。
帰国後、自宅での再現は「大根餅」がまだ研究途中ではありますが、いったん公開します。2種類同時に作って、食べ比べるとおいしくて楽しいですよ!ということで、「コンボ」でご紹介します。
材料(1人分)
所要時間: (準備: 調理:)
キャロットケーキ(大根餅)

100g

 

小さじ2

3個

ホワイト

大さじ1

小さじ1/2

小さじ1

ブラック

大さじ1

小さじ2

小さじ1/2

小さじ1

仕上げ



1
キャロットケーキの手順画像0枚目
大根餅を作る。大根をすりおろし、ざるに入れて軽く水気を切る(大根繊維の重量が80gになるのを目安に)。
2
キャロットケーキの手順画像1枚目
汁は計量カップに入れ、水を足して170mlにし、鶏がらスープの素を入れて混ぜておく。
3
キャロットケーキの手順画像2枚目
ボウルに米粉とタピオカ粉を入れて混ぜ、2の汁を加えてよく混ぜる。
4
キャロットケーキの手順画像3枚目
水気がなくなり、全体が固まりはじめて混ぜる手が重くなってたら火を止め、オーブンシートを敷いた型に敷き込む。
5
キャロットケーキの手順画像4枚目
表面を平らにする。縁など細かいところは手に水をつけてならすとよいです。
型を蒸し器にセットして蓋をし、常に蒸気が上がる状態の火加減を保ちながら、ときどきお湯も足しつつ約1時間~1時間半、蒸す。
6
キャロットケーキの手順画像5枚目
蒸しあがりの目安は表面を触っても手に何もつかない、触ると弾力がある状態です。蒸し器から取り出し、型に入れたまま一晩置いて完全に冷まし、固める。
7
キャロットケーキの手順画像6枚目
炒め始める直前に、包丁で2cm角ぐらいに切り、半量ずつに分けておく。包丁にくっつく場合は、少量の米粉を振りながら作業するとよいです。
8
キャロットケーキの手順画像7枚目
卵を割りほぐし、半量ずつにわけておく。干しエビは少量の水につけて柔らかくする。
9
キャロットケーキの手順画像8枚目
ホワイト、ブラックそれぞれの液体調味料を混ぜ合わせておく。
10
キャロットケーキの手順画像9枚目
にんにく、干しエビ、漬物をみじん切りにしたのち、半量に分けておく。
11
キャロットケーキの手順画像10枚目
先に、ホワイトを作る。フライパンにごま油を入れて中火にかけ、半量に分けた10を入れて炒める。
12
キャロットケーキの手順画像11枚目
7の大根餅の半量を加えて、表面が軽く色づくぐらいまで炒める。
13
キャロットケーキの手順画像12枚目
8の卵の分けておいた半量にホワイト用の合わせ調味料を加えて混ぜ、フライパンに加えて混ぜる。半熟ぐらいで火を止めて、お皿に盛る。
14
キャロットケーキの手順画像13枚目
同じフライパンにブラック用のごま油を入れ、10の残りを入れて炒め、すりごまを加えて炒める。
15
キャロットケーキの手順画像14枚目
さきほどと同様に大根餅を加えて表面が色づくまで炒め、卵を加えて炒めたのち、ブラックの合わせ調味料を入れてからめる。
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キャロットケーキの手順画像15枚目
お皿に盛り付けて、お好みで刻んだ青ねぎを散らしてできあがり。
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キャロットケーキのレシピのコツ
実は、現地で食べたキャロットケーキは、モチモチしておらず、とても軽い食感でした。日本のお米の米粉や上新粉、アメリカの米粉で試しましたが、それよりずっともちもちした食感になりました。どうすればあの軽い食感になるのか、引き続き研究します。
ちなみに、味付けはホワイトもブラックも、かなり現地の味に近くできたと思います。

漬物は、今回はかぶを塩もみしただけの即席漬けを使いました。たくわん、ザーサイ、きゅうりのピクルスなどなんでもOKのようです。