スリランカのフライドライス

さん提供
ナッツの食感、バターとかつお風味のコンビネーション。ひと味もふた味も違うスリランカのチャーハンです。
スリランカ料理
スリランカのフライドライスの写真

スリランカのフライドライスのレシピの説明

カシューナッツは、スリランカの特産品のひとつです。現地では大粒で香りのよいカシューナッツが安価で手に入り、ローストしてスパイスで味付けしたものやチョコレートバーに使われるのはもちろん、カレーの具として柔らかく煮て食されたりもしています。
このフライドライスには、先に炒って香ばしさを引き出してから使います。使う量は少な目ですが食感、食べたときの香りに一役買っている、この料理の重要な材料です。

バターの香りと鰹節の風味のバランスも、この料理の大きな特徴です。和風チャーハンで調味料に風味だしを使うことはあると思いますが、鰹節を直接入れるこのフライドライスは、確実に和風とは異なる風味の仕上がりです。多くの方にはきっと、これまでに食べたことがない風味と食感、でもなんだかおいしい、という印象になるフライドライスのはずです。ぜひ一度お試しください。

これ一品だけでも十分おいしいですが、スリランカの現地で食べられている方式にならって、スリランカのカレーやテルダーラと一緒に食するとまた格別です。我が家では、すっかり常備菜になった「大根のテルダーラ」と「スリランカのポークカレー」添えて食べました。
材料(2人分)
所要時間: (準備: 調理:)
1合

ポイント:タイ米でOK
適量

大さじ3

ポイント:砕いたもの
大さじ1

1〜2枚

ポイント:太めせん切り
5cmぐらい

ポイント:せん切り
小1/2個

ポイント:薄切り
2〜3本

ポイント:小口切り
1/2本

ポイント:みじん切り
大さじ1

ポイント:モルディブフィッシュの代用
1個

小さじ1/4

ポイント:一味唐辛子でOK
小さじ1/2



1
スリランカのフライドライスの手順画像0枚目
米は軽く洗い、ざるにあげておく。日本の米のようにとぐ必要はない。直径20cm程度の鍋に深さ10cmほどの水を入れ、沸騰したら米を入れる。火は中弱火で吹きこぼれないように適宜加減する。
2
スリランカのフライドライスの手順画像1枚目
パスタを茹でるときと同様に鍋をときどきかきまぜ、10〜12分茹でたらざるにあげて水気を切る。水気が切れたらごはんを鍋に戻して蓋をし、約10分蒸らす。
3
スリランカのフライドライスの手順画像2枚目
米の調理の間に他の材料を準備する。ナッツはホールのものを使う場合、包丁で粗く刻んでおく。キャベツとにんじんは粗めのせん切り、玉ねぎは薄切り、青唐辛子はみじん切り、青ねぎは小口切りにする。
4
スリランカのフライドライスの手順画像3枚目
フライパンにサラダ油を熱し、カシューナッツを入れて軽く色づくまで炒め、取り出す。
5
スリランカのフライドライスの手順画像4枚目
4のフライパンにバターを足し、青ねぎ以外の2を入れて炒める。全体がしんなりしてにんじんが柔らかくなったら、荒削りかつおぶしを加えて炒める。
6
スリランカのフライドライスの手順画像5枚目
卵1個を割り入れ、2のごはんを入れて全体を炒め、ブラックペッパーパウダー、一味唐辛子、塩で調味する。4と青ねぎを加え、香ばしく炒めあがったら完成。
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スリランカのフライドライスのレシピのコツ
長粒米は、タイ米でOKです。初めて使う方は、日本のお米よりもずっと手軽で、扱い方も簡単であることに驚かれると思います。
何度も水を代えてとぐ必要も吸水時間も必要ありません。パスタを茹でるのと同様、炊飯器よりはるかに短時間でおいしく仕上がるこの調理法、一度覚えると便利ですよ。「湯取り法」と言うそうです。

蒸らした後に、さましてから冷凍保存も可能です。この料理に使うときには冷蔵庫か室温で解凍後、軽く電子レンジで温めて使ってください。
日本のごはんを使っても作れないことはないですが、長粒米特有のパラパラ感と、ポクポクした食感はやはり日本のごはんとは異なるため、仕上がりは大きく異なることになります。

工程5からは一気に仕上げますが、ごはんを入れたあとは、具とごはんを宙に浮かせるようなつもりで、フライパンを奥から手前に引くように何度も何度もふると、全体が香ばしく仕上がります。

スリランカのフライドライスに必要な食材

今回はこれを使いました

長粒米


カシューナッツ


サラダ油


玉ねぎ


ブラックペッパーパウダー