ターキッシュ・マンティ

さん提供
トルコのちっちゃなラビオリ。ヨーグルトソースが新鮮です
トルコ料理
ターキッシュ・マンティの写真

ターキッシュ・マンティのレシピの説明

2時間半ぐらいかけて作って、食べるときには3分かからずになくなってしまうという、でも作り甲斐のあるおいしいトルコ料理でした。
ラビオリのような水ぎょうざのような、つるんとした舌触りは、手間暇かけた手作りの生の皮だからこそ味わえる贅沢です。ガーリックが効いたヨーグルトとピリ辛のバターをソースに食べますので、やはりここがトルコ料理らしさで、不思議なマッチングのおいしさが口の中に広がります。

マンティは、小さくたくさん作ることが最大の特徴で、トルコでは家族皆で作り楽しむ特別な日の料理なのだそうです。小麦粉をこねて伸ばした2〜3cm四方の生地に、小指の先ほどの肉だねをのせて包んだものを延々と作ります。

私は一人で作業していて、なぜこんなに小さく作る必要があるのか?と作りながら思っていましたが、食べてみて、このサイズだからこそこの独特の食感になり、そこがおいしいのだと納得しました。
材料(2人分)
所要時間: (準備: 調理:)
生地

120g

ポイント:薄力粉でもOK
1/2個

ひとつまみ

大さじ3


適量

ヨーグルトソース

小さじ1/4

バターソース



1
ターキッシュ・マンティの手順画像0枚目
卵を溶きほぐし、塩と水を加え、小麦粉を入れてよくこねる。まとまったらそのまま休ませておく。
水と粉の分量は固さをみながら加減してください。
2
ターキッシュ・マンティの手順画像1枚目
玉ねぎをみじん切りにし、具の材料とよく混ぜ合わせておく。
3
ターキッシュ・マンティの手順画像2枚目
1の生地を麺棒で薄く延ばし、3cm四方に切る。その上に2の具をひとつまみずつ置いていく、
4
ターキッシュ・マンティの手順画像3枚目
生地の四隅を合わせて指でくっつける。
5
ターキッシュ・マンティの手順画像4枚目
できたものどうしがくっつかないように小麦粉をまぶしながら、これを繰り返す。
6
ターキッシュ・マンティの手順画像5枚目
この分量で作って、100個以上できました。
7
ターキッシュ・マンティの手順画像6枚目
沸騰したたっぷりの湯に塩(分量外)を入れ、6を入れて10-15分茹でる。
8
ターキッシュ・マンティの手順画像7枚目
ヨーグルトにすりおろしにんにくを入れてよく混ぜる。
9
ターキッシュ・マンティの手順画像8枚目
小鍋にバターを溶かし、刻んだ唐辛子とパプリカを入れて油が赤くなるまで加熱する。
10
ターキッシュ・マンティの手順画像9枚目
マンティを網じゃくしですくって皿に盛り、ヨーグルトとバターソースをかけてできあがり
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ターキッシュ・マンティのレシピのコツ
たねは少量ずつ包みますので、玉ねぎのみじん切りはできるだけ細かいほうがよいです。すりおろしてもよいと思います。
生地を延ばすときですが、慣れないうちは一度に大きく作ると難しくなります。この分量の4分の1ぐらいの生地をとりわけ、打ち粉をたっぷりふりながら延ばすと作業がしやすいです。大人数で作業するなら大きく延ばしてもよいと思います。

生地は、包丁でもよいですがピザカッターを使うと楽に切れます。今回はたまたまめん棒が直径3cmで、定規代わりできました。

生地の包み方は、初めは長四角になるように半分にして押さえ、両脇を中央に寄せるようにします。でも茹でるとよく分からなくなるので、とりあえず口が閉まっていればよいと思います。
ゆでたてを食べますので、食べる分量を一度で茹でられる大きい鍋をご用意ください。中華鍋やフライパンでもOKです。

参考: ヨーグルトソースは、トルコの作り方ではにんにくと塩のみ混ぜますが、思いつきで、トルコ料理でよく使われるミントとパセリを刻んで入れてみたところ、また違った味わいでおいしかったです。