バクラヴァ

さん提供
激甘スイーツとして有名なトルコのミルフィーユ
トルコ料理
バクラヴァの写真

バクラヴァのレシピの説明

トルコを代表するデザート「バクラヴァ」です。トルコだけでなく近郊の国でも親しまれています。ピスタチオやヘーゼルナッツが使われることもありますが、今回はクルミを使い、作りやすく食べ切りやすいサイズにしてみました。

ニューヨークに留学していたとき、毎週クラスメイトの誰かのアパートで、各自の国の料理を作って楽しむパーティーを開いていたのですが、このお菓子はトルコの友人が作ってくれて食べたことがあります。このときはまだ激甘スイーツとは知らず、美しさに惹かれて口にほおばってから、その強烈な甘さに驚いた記憶があります。

形や生地の食感はミルフィーユに近く、この層は(折り込みパイ生地等とは異なり)何十枚も薄い生地を重ねて作ります。トルコでは本当に1枚1枚生地を薄く伸ばして作るやり方が本式です。たいへん手間がかかることから、現在は市販の「フィロシート」を使って作られることが一般的ですが、やはり手作りした生地はヨーグルトやバターの風味豊かで、格段に香り高く仕上がります。
材料(4人分)
所要時間: (準備: 調理:)
生地

1/2個

大さじ2

小さじ2

適量

工程6の材料

大さじ2

シロップ

170g

200cc

小さじ1/2



1
バクラヴァの手順画像0枚目
ボウルに生地の材料を入れてよく混ぜ、なめらかになったら丸めてラップをかけて30分ほどおく。
2
バクラヴァの手順画像1枚目
くるみは弱火のフライパンで乾煎りし、細かく刻んでおく。
3
バクラヴァの手順画像2枚目
シロップの材料の砂糖と水を合わせ、とろりとするまで煮詰めて火を止め、そのまま冷ます。
冷めたら、レモン汁を加えて混ぜる。
4
バクラヴァの手順画像3枚目
1の生地を24等分して丸め、打ち粉をたっぷりまぶしつけて2〜3個重ね、めん棒を使って少し伸ばし、剥がして間に打ち粉をつけ、また重ねては延ばす。これを繰り返す。
直径16〜18cmに大きさを揃える。
5
バクラヴァの手順画像4枚目
アルミ箔の上に4の生地4枚を底として置き、くるみを散らして2枚重ね、手で全体を軽く抑え、クルミを散らす。これを7回繰り返し、最後は4枚の生地を表面にかぶせる。
6
バクラヴァの手順画像5枚目
包丁で表面に軽く切り込みを入れたのち、バターとサラダ油を煮溶かしたものを全体に回しかける。
7
バクラヴァの手順画像6枚目
190度に熱したオーブンで10分焼き、いったん取り出して切れ目を下まで深く入れ直す。180度に下げてさらに20分焼く。
8
バクラヴァの手順画像7枚目
焼きあがった直後に、3を少しずつ全体に回しかける。
シロップが全体になじんで冷めたら完成。
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バクラヴァのレシピのコツ
1の工程では、パンのようによく捏ねる必要はないです。
4の工程で24等分するには、全体をまず2等分し、それぞれを2等分することを2回行い、最後に3等分すると簡単です。
24枚もの生地を伸ばす作業はたいへんですが、数枚ずつ重ねて伸ばすことで、1枚ずつ伸ばすよりもかなり薄く仕上げることができます。薄くなってくると、お互いをはがす時に破れやすくなりますのでご注意ください。
穴が開いてしまった生地は、工程5で重ねるときに内側に使えば大丈夫です。

専用のケーキ型等を使わなくても出来上がった生地のサイズのまま焼けるように、今回はアルミホイルを使いました。7の工程で生地に切り込みを入れるときも、この方が扱いやすいです。なお、バターを回しかけて焼きますので、アルミ箔に穴をあけないようにご注意ください。

バクラヴァの感想

aro 
生地を伸ばすのが難しい。 シロップのお砂糖の量が多いかと思い減らしたので 甘さが足りないようです。ちょっと難しかった。 ウズベキスタン旅行で食べたものを再現してみたく 作ってみました。